自己紹介
2020年現在、30代半ば~後半の共働き夫婦の夫です。1歳の子を持つ一児の父でもあり、関東某所で一般的な会社員として働いています。特に英語を使う部署に勤務しているわけではなく、今後もそういう部署に異動する予定はありません。
そんな環境ですから私には今すぐ英会話(≠英語)を勉強しなければならないひっ迫した事情があるわけではないのですが、英語をペラペラ喋っている同僚を見て思うところがあったり、私のもう一つの姿である個人投資家目線で見て日本という国の将来性に希望が持てなかったりする中で、やはり英語が喋れるという能力は今後の世界で自分や家族を守るためにも必要不可欠だと再認識したことが、このブログを立ち上げた理由です。あと、日本のアニメやゲームについて話ができる海外の友達がほしいんですよ。youtubeで魅力発信・布教活動やりたいし!
なお、赤字の理由から私は現会社をアーリーリタイア後、海外に移住することも視野に入れています。その場合でも英会話ができないととんでもなく苦労することになりますので、いずれ英会話の勉強をすることは既定路線だったと言えます。
↓アーリーリタイアと投資についてはこちらのブログで書いています。
こんな人に読んでほしい
さて、日本人に多いのが、学校の英語は得意教科な(だった)のに、英語を喋ることが全くできないというパターン。あるいはTOEICや英検ではそこそこ良い点数が取れるのに、実際の会話になると頭が真っ白になって単語も文法も出てこなくなるパターンです。
私自身がまさにそれ。数年前にオーストラリア旅行をしたのですが、残念ながら私のつたない英語は一つも通じませんでした(´;ω;`) 自分では"Both"と言ったつもりなのに、”Bouzu? You! Bouzu!! HAHAHA!!” などと私の頭を指さして大笑いしやがったピーナッツ屋の店主を私は絶対に許さない(# ゚Д゚)
・・・なんていうのは冗談ですがw この国際化の時代に良い大人が英語も話せないなんてダサイ状況から脱却する必要はあるでしょう。
とはいえ現在私は35歳で仕事もあり、妻も幼い子どももいます。この状況で英会話スクールに通うのは現実的ではありません。時間的な制約があってどうしても家庭での独学で英会話を習得するしかないのです。
それに、高校生の頃英会話スクールに通わせてもらったのに何一つ身につかなかったという苦い思い出もあり、今あらためてスクールに通ったところで効果があるか疑問なんですよね。ああいうスクールって、日本人の生徒同士で日本語会話しちゃうから効果低いんですよ💦だからやるなら絶対オンライン英会話の方が良いです。マンツーマンで強制的に英語喋らざるを得ない状況に置かれますから。
おそらくですが、私と似たような境遇の方が日本には多いと推測します。そんな方々に対して何かヒントでも提供できればという思いもあって、学習と上達の記録を本ブログに記録していこうと決めた次第です。
英会話は、独学で習得できる! それをこのブログで証明してやりますよ!
私の英語力は?
TOEIC730点が、大学1年生の時に取った最高点です。大学1年生と言えば受験英語をバリバリに勉強した翌年ですから、私の英語力がまさにピークだった頃。
じゃあTOEIC730点というのはどの程度英語ができるのかと言うと、このサイトが参考になります。↓
【一瞬でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説
英語レベル:短文も長文も比較的細部まで聞き取れるようになっており、意見を述べたり、複雑な要求に対して応えられるようになっているが、英語で要点の裏付けまでや、話を展開できる範囲は限定的。
有効度:十分に英語でアピールができるスコア。上場企業の内、役7割の企業は、国際部門での業務遂行に700点以上が必要と回答。
はい、ダウト~~~~!!!!!!!(# ゚Д゚)
完☆全☆に☆大☆嘘
ですよこれ!(^^; 当時の私は(もちろん今も)、短文も長文も細部までどころかほぼほぼ聞き取れませんでしたし、意見を述べるなんてもっての外! 複雑な要求に対して応えることなんて当然のごとく不可能! 外国人への道案内ですら口頭じゃ全くできないので、苦し紛れに、
”Let's GO!!”
とか言って、体を使って目的地まで案内していたんですから(^^; 相手から話しかけてくれても"Yes!"とか"Yeah!"とか、とりあえず「ハイ」って言っとけばなんとかなる、みたいな典型日本人の対応しかできませんでしたw
外国人から英語で話しかけられただけで血の気が引くような思いでしたもん。(今もね!)
TOEICの点数は英会話力とは無関係
だからね、TOEICの点数なんて英語が喋れるかどうかには何にも関係ないんですよ。
だいたいTOEICのテスト方法に大きな問題があります。
第一に、リスニングができるからといってスピーキングもできるなんて、そんなわけないのは周りの日本人を見ればわかるじゃないですか。寡黙で自分から喋るのが苦手な人が必ずしも相手の話を理解できていないわけじゃないでしょ? 相手の言っていることが分かっても、それに対して上手く返答できないから困っているわけで・・・。リスニングができる=スピーキングもできるという図式なんて成り立たないんです💦
第二に、TOEICはリーディングとリスニングの合計点数が最終スコアになるんです。そして大学入試で求められるのは圧倒的にリーディング能力。だから私の730点という最終スコアは、ほぼ満点のリーディングスコアとボッロボロのリスニングスコアが合わさった結果です。こうして英語は得意なはずなのに英語が喋れない日本人が量産されていくのですね。
英語力の指標としてTOEICの点数を使う企業が多いため、躍起になって点数を上げる対策を練る人は多いですが、以上のように、英語を喋るためにTOEICの点数を上げるというのは手段と目的とがズレていることがわかります。
(※就職するためにTOEICの点数を上げるのは大正解です、念のため。)
英語を喋るために必要な唯一のもの
じゃあどうすれば英語が喋れるようになるのかです。
話は飛びますが、カロリーナさんという将棋の女流棋士をご存知でしょうか?
彼女はポーランドにいながら日本の漫画「NARUTO」で将棋を知り、インターネットで将棋を覚え、女流棋士を夢見て来日。日本で生活しながら将棋の勉強を続け、ついに正式な女流棋士となる女流2級に昇級したという凄い人。
彼女の話す姿を見てみればわかりますが、日本語ペラペラです。イントネーションはなまっていますけど、少なくとも日本での日常生活に困るようなレベルだとは思えません。
しかし彼女の日本語力が最初から凄かったのかというとそんなことは全くなく、初来日時の20歳の時には「ショーギショーギ!」「ヨロシクオネガイシマス」「アリガトウゴザイマシタ」くらいしか話せなかったらしいのです。
それがわずか数年でここまで成長した理由、それはひとえに将棋への熱意。彼女はとにかく将棋が好きで憧れがあって、でも将棋なんてチェスや囲碁と違って日本でしか流行っておらず、日本人の大半は日本語しか喋れない。だからこそ将棋を存分に指すためには日本語を習得する必要があったんです。
また、新井リオさんという独学で英語をマスターした方がいらっしゃることを最近知り非常に感銘を受けているのですが、彼も外国語を習得する際の熱意についてこのように言及しています。
3年間勉強を続けたいま痛感しているのは、英語は、誰かから教わるから話せるようになるのではなく「自分が勉強するから」話せるようになるのだということ。
経験上、1年間の語学留学程度で「ペラペラ」になることはほぼないのだと思います。それは僕たちが何年かけて日本語を習得してきたかを考えたら一目瞭然のはずです。
目安として、日本にいるうちから本当に正しい方法で毎日最低2~3時間くらい継続して勉強すれば
1年目:自分の言いたいことがスムーズに言えるようになる
2年目:外国で、簡単なコミュニケーションを取り生活ができる
3年目:職種によっては仕事ができ、日本人からみるといわゆる「ペラペラ」にみえることもある(実際にはまだまだ完璧ではない…!)
という感じでしょうか。
もちろん3年目でもわからない単語は山ほどあります。逆に頑張り次第では、1年目でもカフェや飲食店程度でバイトができるくらいになれます。
言語習得とは、自分がどれだけ時間を割いて勉強に打ち込めたか次第です。
この新井リオさんの記事を読んで、なぜ学生時代英語が得意だったはずの私が英会話に苦戦し、スクールに通っても何一つ身につかなかったのかが理解できました。
自分が当時やりたかったのは英語を日本語に翻訳することであり、英語でコミュニケーションを取ることではなかったのです。英語を喋ることに対しての憧れはありましたが、憧れだけでは言語習得なんてできません。
「英語を使って○○をしたい」という、もっと強い動機が、熱意がなければダメなんです。逆に言えば、熱意さえあれば絶対に英会話は独学で身に着けることができる。
今、私はそう確信して勉強に取り掛かっています。
自分の目的は何か?
ここで、自分の目的をはっきりさせておきましょう。これは誰しもがやった方が良いです。目的地がわからないまま歩き続けても必ず途中で息切れしますから。自分は英会話を習得して何をしたいのか。
私の場合、英会話を覚える大きな目的は、
①経済的自由を達成するための1つの手段として
②日本という国の将来性を悲観しているから
③youtubeを使ってゲームやアニメ等の文化を海外発信したい
の3つです。
1と2は漠然としているように見えるかもしれませんが、これらは私の中では明確に繋がっており、英会話習得のための非常に強い熱意の源泉になっています。説明すると長くなるのでこの記事には書きません。
ただ1つ言えることは、どれだけ英語の読み書きだけができても、英会話ができない限り私は自分の目的を達成できない(=だからこそ嫌でも英語を話せるように頑張る)ということです。
まとめ
TOEICの点数を上げても英会話ができるようにはならないが、熱意さえあれば英会話は絶対に習得できる(と私は信じている)。そのためにも、自分が何のために英会話を習得したいのか明確にしておこう!
私の勉強法についてもそのうちまとめます。基本的には「英会話独学道」(?)の先駆者である新井リオさんの勉強法を真似させてもらいます。ただうちの場合は夫婦(+子どもも?)で英会話を習得したいため、ネットスクールについては要検討ですね。新井さんおススメのDMM英会話は夫婦間のアカウント共有が不可なので。
→妻は英会話よりも他にやりたいことがあるとのことで、結局は私だけがDMM英会話に登録することにしました。使ってみた感想としては、DMM英会話はめちゃくちゃ良かったです。まだたった1週間しか利用していませんが、すでに明らかに英会話力が向上していますw(R2.5追記)
↓DMM英会話の良い点として、2回分のお試し無料レッスンを受けられることと、登録初月は月額が50%オフになることがあります。迷われている場合はとりあえず無料レッスンだけでも受けてみることをお勧めします。
あ、あと必要であれば【紹介コード:729654299】もご利用いただいて結構です。プラスレッスンチケットが3枚もらえますよ!
あと最後の本の紹介を。会社で英語を話す必要がある人は、『「お世話になっております」を英語で言えますか』をおススメします。
これたまたま図書館にあったから借りたのですが、めちゃくちゃクオリティ高いです!
キャラが生き生きしていて漫画として面白いですし、「日本人のやりがちなミス」がストーリーに度々登場してはキャラクターたちの関係に影響を与えるという、英会話学習とストーリーとが一体化している点も素晴らしい。例えば主人公がヒロインに対して「Are you mad at me?(怒ってるの?)」と言いたいのに「Are you mad about me?(俺に夢中なの?)」と言って火に油を注ぐシーンなんて冷や汗が出ました(^^; でも実際に間違えちゃいそうで怖いなw
最後にきっちりオチもついていますし、読み物としても良いですよこの本マジで! 続編出てくれないかなあ・・・。
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